経口内視鏡(口から、鎮静剤あり)は意識下鎮静法とも呼ばれ、鎮静剤を静脈から投与する方法です。
この方法の長所は、「半分眠った状態」での検査が可能ということです。
一方、欠点は、検査後にしばらく鎮静から覚めないことがあることです。
このため検査後1~2時間の休憩が必要です。また、当日、車・バイク・自転車の運転ができないことも欠点の一つです。
鎮静剤の量を多くすると、検査自体は楽に受けることが出来るようになりますが、検査後のふらつきや覚醒不良が起こることがあり、呼吸抑制などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
当院では適量の鎮静剤の使用を心掛け、検査中は適切な呼吸管理を行っております。