寝ている間の腸の働きについて
夜は副交感神経が優位になり「消化に良いはず」と思われがちですが、実際には睡眠中の消化機能は低下します。理由は、体が休息モードに入って代謝が落ちること、横になることで食べ物の移動が遅くなること、さらに胃酸や消化酵素の分泌が体内時計の影響で夜間は減るためです。
特に深い眠り(ノンレム睡眠)の時は胃腸の働きが抑えられ、食べ物が胃に長く残りやすくなります。一方、夢を見る浅い眠り(レム睡眠)では一時的に胃酸分泌が増えるため、逆流性食道炎の症状が出やすい時間帯でもあります。
こうしたリズムを踏まえると、夜遅い食事は胃もたれや逆流の原因になりやすく、睡眠の質も下げてしまいます。理想的には、夕食は就寝の2〜3時間前までに終えるよう心がけましょう。
医療法人社団怡謝堂阿部クリニック




